97歳の方に発作性心房細動に対するカテーテル心筋冷凍焼灼術を施行しました
クライオアブレーションというのは風船(クライオバルーン)を
4本の肺静脈に押し当て、亜酸化窒素をマイナス40℃〜50℃まで
冷却し悪さをしている不整脈の細胞を冷凍し治療するカテーテル治療です。
従来のアブレーションより低侵襲かつ短時間で出来るため
発作性心房細動をお持ちの御高齢の方でも治療が受けられます。
2018年6月25日に当院の高瀬医師が97歳という御高齢の患者様に対し
クライオアブレーションを施行いたしました。
もともとお元気な方で公共のバスを使ってお一人で通院されていた方ですが
今回、発作性心房細動で2回の心不全を起こしたため、御本人・御家族の
御希望により治療を行いました。
治療は無事に終了し、今は正常の脈を維持となりました。
翌日から病棟で歩行リハビリを開始しています。
- 2018.06.25 Monday
- カテーテル治療
- 14:58
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- by 綾瀬循環器病院・あやせ循環器リハビリ病院・あやせ循環器クリニック